1. 南部坂
明治時代前半から昭和初期にかけ、函館随一の繁華街だった十字街。街並みこそ当時とは異なりますが、その中心地に商業施設のアクロス十字街と、函館市地域交流まちづくりセンター(旧丸井デパート)が建ちます。その間を抜けるように通るのが、南部坂です。
坂名は、江戸幕府が蝦夷地を直轄していた時代に南部藩の陣屋があったことに由来します。跡地はロープウェイ利用者専用駐車場の下で、岩手県南部会が建立した碑が残されています。
まちづくりセンターを目印に手前の坂が南部坂です。
南部坂は昼間、アクロス十字街で大きな日陰ができるので、暑い日差しが照り付けるような日は涼みながら坂を登ることもお勧めします。
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